はっぴー!バレンタインー

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    今日はバレンタインですねー!
    みなさんチョコは食べましたかー?
    私は自分用にマカロンをw

    この前ツイッターでバレンタインチョコ渡すなら誰アンケートを突発してみたらまあ、いつも通りのゆうなつでw
    なので本日はなかなか票が入らなかった葛城先生にw

    プチSSですんー☆
    あーお腹いっぱい(焼肉食べ放題の帰りw


     





    「眠いか?」
    欠伸をしたところで理哉先生に訊かれた。
    僕と先生はテーブルを挟んで座っている。
    テーブルには朝食だというのに家では食べられないたくさんの皿が空になっていた。
    先生は座椅子に凭れかかり穏やかな眼差しで僕を見ていた。
    「大丈夫です」
    慌てて答える。
    正直少し眠いけど、全然平気だ。
    だって寝ている暇なんてない。
    先生と僕は昨日から一泊二日で旅行に来ていた。
    先生の家ではなく、外で初めての宿泊。
    どこか行くか?そう聞かれたのはお正月のことだった。
    当然頷いて、先生と僕を誰も知らない遠方まで足を運んだ。
    高速で3時間。先生はずっと運転してくれて、僕はその横顔をずっと眺めてしまっていた。
    朝早く出発して目的地に到着してからはガイドブック片手に観光して、美味しい名物のお昼ご飯を食べて、宿にチェックインした。
    先生がとっていた宿は温泉旅館で何室も貸切風呂があって宿泊客は無料で入浴できたから早速入って夕食後にも入ってしまった。
    部屋の内湯にも入ってふやけそうになるくらいに温泉を味わった。
    もちろんふたりで入ったから……。
    「遥? どうした?」
    「え?」
    「顔が赤い」
    お風呂でのことや、そこから昨日の夜のことを思い出してたせい……なんて恥ずかしくて言えない。
    なんでもないです、と俯いて残っていたフルーツを頬張った。
    そうか?、と見透かしていそうな先生の笑いを含んだ声にますます顔が熱くなってしまう。
    朝ごはんを全部食べ終えごちそうさまでしたと手をあわせる。
    今日は比較的ゆっくりとしたスケジュール。
    宿は12時までは滞在できるからそれまでゆっくり過ごして、そのあとはドライブがてら帰路につきながら観光少しするくらい。
    今日は始まったばかりだけど、もう終わってしまう感覚が強くて寂しくなってしまう。
    夕飯までには僕の家につくことになってる。
    帰りのことを考えてちょっと早いけど……。
    そっと立ち上がり荷物の中から迷いに迷って選んだ小さなラッピングされた箱を取り出した。
    「あの……先生」
    先生のそばに正座してそれを差し出す。
    視線が箱にそそがれるのを見て、顔が目一杯赤くなってる自覚はあった。
    「バレンタインチョコです……」
    今日は2月14日バレンタイン。
    先生は甘いもの得意じゃないし、どうしようか迷ったけど……買ってしまった。
    3粒だけ。かなりビターな大人向けですよ、と店員さんに教えてもらったトリュフチョコ。
    「ありがとう」
    僕の手から先生が受け取ってくれてラッピングをほどいていく。
    先生は箱を開けトリュフを一つ口にした。
    「甘い」
    「えっ……、あ、ごめんなさい。あんまり甘くないの選んだつもりだったんですけど……」
    ビターって言ったってチョコだし甘いはず。
    いまさら気づいて慌てるけどどうしようもなくてどうしよう。
    「遥」
    先生の手が伸びて僕を引き寄せる。
    ほら、と一粒口に押し当てられてされるまま口を開けチョコが入ってきた。
    確かに甘いーーーでも僕にとってはこんな苦いほうが勝つチョコあるんだ、って思ってしまうチョコ。
    コーヒー味のガナッシュで全体的にかなり甘さは控えめで。
    「……っ」
    口の中で溶けていくチョコ。
    三分の一ほど溶けたところで口が塞がれた。
    視界に広がる先生の顔。
    口の中に舌が入ってきて僕の舌の上にあったチョコを僕の舌ごと絡め取る。
    ふたりの熱でチョコはどんどん溶けていく。
    さっきまで僕には苦かったチョコがどんどん甘くなっていく。
    溶けたチョコを飲み込まなきゃなのに先生のキスはひたすら僕の舌も食べるように動き続けてチョコのせいで重い唾液が唇から顎へと伝い落ちていくのがわかった。
    先生にしがみついて甘くて僕まで溶けていきそうなキスに夢中になる。
    「……甘かった、だろ?」
    こぼれた唾液を舐め取られ、先生が目を細め覗き込む。
    「……っ」
    長く濃厚なキスに呼吸が乱れていた僕は小さく頷くことしかできなかった。
    先生の眼差しが僕を組み伏せるときに見せる欲に孕んだものになってる。
    キスと、その眼差しに腰が重くなり目を伏せてしまった。
    「遥、続き、どうする?」
    頬に指先がいたずらに触れ、唇をなぞる。
    ……続き。
    心臓が速くなって先生の胸に顔を埋めた。
    まだお互い浴衣で、いま朝食を取り終えたばかり。
    なのに、こんな朝から。
    そう思うのは、だけど少しでもっと触れてほしい。
    「続きしたかったら、名前で呼べ」
    「……え?」
    顔を上げれはまたキスできそうなほどに近い先生の顔がある。
    じっと僕を見つめる眼にドキドキしながら、
    「理哉先生……」
    と呟いた。
    「違う」
    すぐに否定されて頬を軽く抓られた。
    戸惑う僕に「呼び捨てにしろ」って囁かれる。
    呼び捨て、って……。
    え、僕が、え、先生でも理哉さんでもなく……。
    前にも一度言われたことがあるけど呼べなかった。
    「……理哉さん……」
    それじゃだめなのかな。
    ぎゅ、と先生の浴衣を掴んで小声で呼ぶと、もう続きしなくていいんだなって僕の耳朶を甘噛みしてくる。
    「……んっ」
    いいのか?、なんて聞かれて、首を振っても先生は戯れに触れるだけでこの先はしてくれないんだろう。
    いじわるだ。
    そう思うけど、そんなことさえ惹かれてドキドキして、呼べないけど、呼ばないとって迷って先生の胸元に額をこすりつけた。
    「……や」 
    「あ?」
    小さすぎた声。でもきっと聞こえてたのに。
    耳で熱くなっていくのを感じながら、
    「……理哉」
    と震えてしまう声で先生を呼んだ。
    少し沈黙が落ちて先生の指が僕の顎をつかみあげる。
    視線がからみあって激しく唇を塞がれた。
    そして先生の上に跨がされられて。
    「……っ、せんせ、っ」
    「名前」
    「ん、……まさ、や……」
    朝だというのも忘れ先生の熱と何度も交わったのだった。


    ☆おわり☆




    コメント
    久しぶりの遥ちゃんでしたが、やっぱり可愛いです〜!
    しかも最後騎乗位なんですね笑 今度遥ちゃんが無理矢理騎乗位させられてるの読みたいです!笑
    • 2016/03/09 11:13 PM
    ありがとうございます^^
    らぶらぶえろってみました☆
    うふふ、騎乗位はいま更新止まってるw番外編でしちゃう予定なので、生温くお待ちいただければと思いますv
    無理やりやっちゃいますよv
    • 雲乃みい
    • 2016/03/12 10:58 PM
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