バレンタイン!

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    ついったーふぉろーしてくださってるかたは知ってるかもですが昨日はゴリラに占領されてバレンタインネタを描く暇もなくw
    でもやっぱり書きたいなーと思ってたところ、ぷちぷち企画じゃないけど、イラストからSSを起こす☆ぷちコラボ的なのすることになって♪
    優捺でバレンタインネタ書きました☆
    西はじめさんにいただいた優斗のイラスト↓
    ちょっと深刻そうな優斗・・・。このイラストからSSを♪
    はじめさん素敵な優斗ありがとうございますううう!!
    捺のイラストもUPされてるのでぜひぜひ見てくださいな!!リンク貼ってますのでね☆
    てことで。バレンタインネタは続きを読むから〜



     





    「せんぱーい、こんなところにいたんですねー。疲れましたね〜」
    2月14日日曜日。バレンタイン。
    本来なら休みだ。
    なのになんで俺はここにいるんだろう。
    バレンタインだというのに。もう夜10時を過ぎた時間になぜ自宅にいないのか。
    12階建てマンションの一室のベランダに出て煙草を吸っていた。俺の部屋ではないベランダ。
    冷え切った夜の空気が肌をつきさすがいまはあまり気にならなかった。
    窓を開け近づいてくるのは仕事の後輩の佐川だ。
    能天気そうな笑みを浮かべた佐川を煙を吐き出しながらちらり見る。
    「って、うわ、睨まないでくださいよ〜!」
    コーヒー買ってきたんですよー、と熱い缶コーヒーを渡されるが眉間によった皺がなくならない自覚はあった。
    「先輩ー! 怒んないでくださいって〜! 俺だってせっかくのバレンタインだってのに、なんでこんなところにいるんだろ?って感じだし。無給で一日働かされてうんざりだし、明日始発で帰らなきゃとか死にそうですよー」
    「……お前くれる相手いないから関係ないだろ、バレンタイン」
    思わず言った。
    せっかくのバレンタイン。それは佐川には無関係のことだ。
    会社では義理チョコも禁止になっているから本命でなければ佐川がもらうことはないだろう。
    「ひど!! ひどっ!!!! 彼女とバレンタイン過ごせないからってひどっ!!! 先輩がそんなに心が狭いひとだったなんて!! 佐川ショック!」
    「……」
    「じょ、冗談ですよ。すみません! ほんっと、すみません!!」
    肩を落とし謝罪する佐川。
    それに深いため息を吐き出した。
    佐川から電話があったのは早朝5時だった。
    昨日は夜遅くまで捺くんとベッドの中で戯れていたから、捺くんはベッドでぐっすりと寝ていて起こさないようベッドを抜け出した。
    そして。
    『すみません、先輩。浅木さんからの頼まれごとがあって、付き合って欲しいんですー! すぐ終わりますからー! あ、念のためスーツで来てください!』
    問答無用で一時間半後には落ちあう約束をとらされた。
    俺にとっても先輩である浅木さんからの頼まれごとなら安易に断ることもできない。
    起こすことを躊躇いながらも捺くんに「少し出かけてくるよ」と告げて家を出たのは6時前だ。
    そのときは"すぐ終わる"という佐川の言葉を信じていた。
    だから―――だ。まさか、
    『こっちですよー! グリーン車グリーン車♪』
    と佐川に新幹線へと乗せられ、浅木さんの住む大阪へ来るなんて。
    しかもせっかくなんでお得意さんに挨拶しておきましょう。アポとってたんですよー、俺ってできる男〜、とかいう意味不明さでクライアントと昼食を一緒に取った。
    そのためのスーツだったらしい。
    『……佐川、すぐ終わる用事のはずじゃなかったのか?』
    『てへぺろ』
    ―――その瞬間自分の中にこんなにも禍々しいほどの負の感情があったのか、と知った。
    『お、怒んないでくださいよお。すみません、すみません。だって俺だけじゃ浅木さんの頼み事聞けないし……』
    『……それで浅木さんの頼みって?』
    『えっとですね。引っ越しです!』
    『……え?』
    『浅木さんいま北海道に出張コンサルで行ってて、んで、今日が引っ越しなんで、俺と先輩が抜擢されたわけです!』
    『……え?』
    『俺たちに与えられたミッションは明後日帰宅する浅木さんのために引っ越し、もちろんすべての荷ほどきを終わらせておくことです!!!』
    『……報酬は?』
    『3人美女を紹介してもらうことになってます!! もちろん日当も出ますよ!』
    『……』
    『さ、がんばりましょう!!』
    『なんで出張なのに今日が引っ越し?』
    『占いで今日がベストだったらしいです! あとほら、浅木さん俺と先輩が一番仲良いから! 私物触られるの他のひとじゃいやだったらしいです!』
    『……』
    そして―――いまだ。
    浅木さんのマンションから、新しいマンションへ。
    家具の配置などはあらかじめ佐川が浅木さんから指示を受けていたらしく細かく引っ越し業者に伝えていた。
    それからふたりで段ボールを開封して、ついさっきあらかた作業は終わった。
    できることなら終電に間に合わせたかった。
    けど無理だった。
    『大阪? え、引っ越しの手伝い? 俺も一緒に行けばよかったなー』
    『いや、捺くんはゆっくり過ごしてて』
    その気持ちに嘘はない。ただ俺も捺くんとゆっくり過ごしたかった。
    今日はバレンタインで日曜だ。
    捺くんが前から『バレンタイン日曜だね。ゆっくりいーっぱいチョコで楽しもうね?』と言っていて。
    チョコで楽しむってなんだろう。
    捺くんのことだからきっと俺が思いつかないようなサプライズを用意しているんだろうな。
    そう楽しみにしていたのに。
    本当だったら今頃チョコレートと一緒に捺くんを食べていたかもしれないのに……。
    なんで俺の隣にいるのが佐川なのか。
    「……帰ろうかな」
    「えっ、もう終電ないですよ!」
    「タクシーで」
    「もったいないですよ!」
    「もう引っ越しも終わっただろ。ここにいる意味もないし」
    「だから終電ないですって!」
    「タクシーで帰る」
    「いくらかかると思ってるんですかー! ホテル行って、酒飲んで寝ましょ!」
    「いやだ」
    「いやだって……」
    なんでせっかくのバレンタインに佐川と一緒にいなきゃならないんだろう。
    タクシーで帰ればいいんだ。
    時間はかかるが、無駄な一夜を過ごすよりはマシだ。
    「帰るから。お前は始発で戻ればいい」
    「えー……。先輩帰るなら俺も帰りますよー」
    「いい。うるさいから」
    「えっ、ひっど!! ひどい!! 先輩いつにもましてひどい!! 優しい先輩がいない!!」
    煙草を消して、暖かい室内に戻る。
    上着を羽織りコートを着て、「また明日」と玄関へと急いだ。
    「えっ、先輩マジです?! マジで?」
    「本当。おやすみ」
    慌てる佐川を無視してエレベーターのボタンを押す。
    「え、せ、先輩!? 俺もとりあえず一緒行きますから待ってくださいよー! ホテル取ってるんですよー!」
    「戸締りしっかりして片付けてからホテル行けよ。俺は先に返るから。じゃあ」
    すぐにエレベーターはきて、わぁわぁ騒いでる佐川に軽く手を振って乗り込んだ。
    タクシーでどれくらいだろうか。
    始発で帰るのと数時間しか変わらないのかもしれない。
    着いた時には日付も変わっててバレンタイン当日じゃないし、捺くんも寝ているだろう。
    だけど―――俺もチョコレートとプレゼントを用意していたから、サンタじゃないけど枕元に置いておきたい。
    目が覚めたときに俺がいたらびっくりするかな。
    なんてことを考えれば少し楽しみになった。
    一階に着きマンションを出て―――。
    「あ!」
    寒さに思わず首を竦めたら。
    「優斗さん!」
    この場所で聞くはずがない声がして、足音とともに俺の目の前に笑顔の捺くんが立った。
    「ちょうどよかったー! もうホテルに移動するところだった?」
    「……え、本物?」
    だって今俺がいるのは大阪だ。
    なんで、捺くんが。俺が会いたいと思って幻覚を……。
    そんなことを考えていたら捺くんが爆笑し始めた。
    「本物に決まってるじゃん! ごめんね、来るの遅くなって! 実家に呼ばれて優斗さんへのチョコ預かったりしてさー」
    「そんな……わざわざ大阪まで。それになんでここが……」
    「んー、待ってようとも思ったんだけど。どうせ今日休みだし、それにバレンタインだし。ここの場所はねー佐川さんにメールで聞いてたんだ、念のために」
    佐川とは一度仕方なく一緒に食事をしたことがあってそのときにメアドを交換していたのは知っていた。
    「もう引っ越し終わったんだよね?」
    「うん。いまから帰ろうと思って……」
    「え? でも終電ないよね」
    「タクシーで」
    「えっ? まじで?」
    「……うん」
    驚きに目を見開く捺くんだけど、俺のほうこそ驚きでいっぱいだ。
    ここまで会いにきてくれたなんて。
    「そうなんだ。でも今日はせっかくだからこっちに泊ろうよ。始発で帰ればいーんだよね。ゆっくりする時間はないけど―――ホテル行ってチョコ食べよ」
    ね、と笑う捺くんが俺の手を引く。
    「……うん」
    憂鬱な一日で終わりそうだったのに、一瞬で全部払しょくされた。
    チョコレートよりも指が絡み合うのが甘く感じる。
    向けられる笑顔にホッとする。
    「始発で帰らなきゃだし、チョコプレイは一回だけね」
    そう捺くんがウィンクして、思わず吹き出して。
    俺たちはタクシーを止めホテルへと向かったのだった。
    甘い夜を過ごすために―――。
    もちろん、佐川に邪魔されたらたまったものじゃないのでスマホの電源を切って、別のホテルで。


    ☆おわり☆


    というわけでエロなしwごめんね!!w
    まあたまにはいいじゃろ!
    眉間に皺寄ってる優斗見て、これはバレンタインチョコのことで悩んでるな!とwwwwwwwwwwwwwwww
    深刻になれなくてサーセンwwww
    ギャグ展開ってことで、バカ要員の佐川に出てもらいました
    佐川出てくるたびにチャラバカになってってる気がするーw
    ざかざか書いたのでっていうかいつものように誤字脱字あるとおもうけどwなまぬるーくw
    イラストから想像して文章起こすの楽しかった^^
    きっとホテル行ったあとはチョコローションプレイとかなんだかんだひととおりしたと思われます!
    てことで一日遅れのバレンタインでしたん☆

    コメント
    こんにちは☆いつも更新楽しみにしてます(#^.^#)
    このhpもSSあったりでイチから読んでる途中だったりします。
    私、みいさん好き過ぎです♡
    今更ながらドーナツタウンにもハマったりしてます^_^;
    最近、捺って櫻井翔くんっぽいと勝手に思ってたりしてテレビで見る度妄想にふけってます(笑)
    ゆっくりでいいのでまた更新楽しみにしてますね〜(o^^o)
    • ユナ
    • 2016/02/24 4:07 PM
    ユナさん、お返事遅くなり申し訳ありませんー!
    おお、好きすぎだなんて//めっちゃ照れ嬉しいですー!
    ドーナツタウンまじですか!!めっちゃ面白いですよね♪萌えます!!!

    ユナさんの捺イメージ櫻井くんなんですね!うふふ、めっちゃかっこいいですねv

    ありがとうございますー^^
    更新がんばりますねv
    • 雲乃みい
    • 2016/03/12 10:53 PM
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