アラブ〜!

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    月一チャレンジ!
    ssぱーてぃ。今回のお題?はアラブでした。
    ・・・うん、難しすぎるyo
    まぁ当然のごとくダメだったので晒すw
    アラブイラストは萌え萌えだったのに・・・!

    以下駄文です☆






    飛行機を降りると、そこは砂漠の国だった。

    制服のまま、プライベートジェットを降り、ユウトは呆然とする。

    なんでこんなことになってしまったんだろう。

    *************************

    ことの起こりは、つい数時間前のこと。ユウトは中東美術展へと向かっていた。

    美術館の近くまで来たところで、ものものしい警備に守られた一団に出くわした。

    たしか今日は、公開初日なため、国宝展示のために来日している中東の王子様・ズハイルがテープカットをするはずだ。もしかしたら、普段めったに見られない王子様を見ることができるかもしれない……。好奇心でその一団を見つめていた、その時。スーツ姿のSPに守られた人物の金色の瞳がユウトを射すくめた。

    目が合って、その鋭い視線に捕らわれて動けなくなってしまう。

    そして、ぴたりとユウトを見つめたまま、その人はSPの制止を振り切ってユウトの前までやってくる。

    「あ……」

    引き締まった褐色の肌、黒くつややかな髪、そして王者らしい傲岸な雰囲気を纏った背の高いその人を見上げ、ユウトは何も言えなくなった。

    そんなユウトを見て、ふ、と笑んだ彼は、何も言わずにユウトを抱き上げる。

    「え、ちょっと待ってください……!!」

    ユウト抵抗などものともせず、その人はユウトを抱いたまま車に乗り、飛行機に乗り、そして砂漠の国まで連れてきてしまったのだった。

    *************************

    「お前は私のものになった」

    飛行機を降り、砂漠を前に立ちつくすユウトに、誘拐犯である彼−−王子・ズハイルが語りかける。

    「どういうことですか……?」

    「こういうことだ」

    そしてまた、抱き上げられて頬にやさしく唇を寄せられた。

    「私は一目でお前が欲しくなった。お前は私の妻となるのだ」

    「え……!?」


    *以下、投稿文*




    突然そんなことを言われても信じられるはずがない。
    驚きに目を見開いて二の句が継げないでいると、ズハイルはユウトを抱きかかえたまま車に乗り込んだ。
    白い高級車の後部席に座らせられる。
    肌触りのよい上質な革張りのシートは車とは思えないくらいに座り心地がいい。
    「あ、あのっ」
    めまぐるしく変わる状況に焦りながらユウトはズハイルの腕を掴んだ。
    「なんだ?」
    「僕を家に帰してください。日本には僕のことを心配している家族だっているんです」
    いきなり攫われて、妻になれと言われたってできるはずがない。
    そもそもユウトは日本人で、そして男なのだ。
    そう続けて言えば、ズハイルはふと口元に優美な笑みを浮かべ再びユウトの頬に口づけを落とした。
    「心配することはない。お前の家族にはきちんとこちらから連絡してある。私たちの結婚式にはちゃんと呼ぶ」
    「だから僕は男―――」
    言葉は途中で遮られた。
    頬ではなく、今度は唇を塞がれる。
    キスは初めてではないけれど、入りこんできた舌が優しく絡まり送りこんでくる刺激は信じられないくらい甘く抵抗を忘れた。
    「……んっ」
    男相手だというのにされるがままになってしまった自分自身に驚く。
    そんなユウトをズハイルは優しく抱きしめ、あやすように何度も口づけを落とした。
    「男だとかは関係ない。俺がお前を選んだのだ」
    恐ろしく甘く響く声と、拒否を奪うように続けられる口づけにユウトはどうすればいいのかわからず車の振動を感じながら目を閉じた。

     

    ***



    車は一時間ほど走り、ズハイルの屋敷に到着した。
    いや屋敷というよりは宮殿と呼ぶのがふさわしい。
    豪奢な外観にユウトはもう何度目かというくらい驚き立ちすくむ。
    正門から屋敷のエントランスまでは車で来たが、その間には水路があり、左右には手入れの行き届いた木々が植えられている。
    砂漠の中にあるとは信じられない。
    ズハイルに手をひかれ足を踏み入れた屋敷の中も目を見張る豪華さでユウトは戸惑うことしかできない。
    大理石の床に、日本のユウトの家がすっぽり入ってしまいそうな吹き抜けのエントランスフロア。
    そこには使用人たちが並び、ズハイルの帰宅を歓迎する。
    「今日からここで暮らすのだ」
    ユウトの手の甲に唇を寄せるズハイル。
    「……む、無理です」
    自分とズハイルの姿が磨かれた大理石の床に映っている。
    ありえない、と必死で「日本に帰してください」と告げるもズハイルは目を細めユウトの腰を抱くだけだ。
    「お前は俺に愛されればいい」
    まるで言葉が通じない。
    なぜ僕なんだ―――と苦しげに顔を背けたとき、いくつかの足音が聞こえてきた。
    「ズハイル!」
    視線を向ければ10人ほどの美しく若い娘たちが満面の笑顔でズハイルに走り寄る。
    娘たちはユウトなど存在しないかのように好意を露わにズハイルに群がり身体に触れている。
    その勢いにユウトは後退りした。
    困惑しているとズハイルと目が合う。
    美しい娘たちに触れられても微笑ひとつ浮かべないズハイルが、ユウトを見た瞬間だけ微笑んだ。
    自分だけに向けられた笑みはとても優しく見えて―――思わず息を飲んで見惚れてしまう。
    同時に針で刺したような痛みが胸に走り、わけがわからず拳を握りしめているとズハイルが冷たい表情をまとい娘たちになにか言った。
    母国語なのだろう、日本語ではなくユウトにとっては聞き慣れない言葉。
    ズハイルが言葉を紡ぐたびに娘たちの顔が真っ青になり、ある者は目を潤ませ、ある者はユウトを睨みつけてきた。
    そしてもう一声、強い口調でズハイルがなにか叫ぶと娘たちは泣き崩れる。
    何が起こったのかわからず唖然としているとズハイルがユウトの腕を掴み引き寄せ抱きあげた。
    「あのっ……ズハイル様っ?」
    ユウトの声など聞こえていないようにズハイルは足早に歩を進めていく。
    着いたのはズハイルの自室だった。何十帖あるのだろうかというリビングを突きぬけて寝室へとたどり着く。
    天蓋つきのキングサイズのベッドにユウトは放り出された。
    体勢を立て直す間もなくズハイルがのしかかってくる。
    「あ、あの」
    「なんだ」
    「……さっきの女の人たちは……?」
    「ああ。あれは俺の花嫁候補だ」
    「……え」
    何故か胸が痛む。
    「必要ないと帰らせた」
    「……なんで……」
    花嫁候補ということは王子という身分に見合うだけの家柄のある娘たちだったはずだ。
    もし自分がここへ来てしまったせいで候補者たちが退けられたのなら、と罪悪感が沸く。
    ユウトが視線を揺らしているとズハイルは乱暴に唇を奪ってきた。
    肉厚の舌が強引に絡んでくる。息も出来ないくらいに咥内を荒らされ、唾液が口端からこぼれおちた。
    「お前が心配することなどなにもない。俺の花嫁はお前だけだ、ユウト」
    「……っ」
    冗談などひとかけらもない真摯な目。
    嘘偽りなくズハイルがそう言っているのは確かで、そして―――。
    「お前にも俺だけだ」
    それ以外必要ない。
    まるでそう言うように告げ、三度唇が塞がれる。
    すべてを奪うような口づけにユウトは縋りつくようにズハイルの腕を握った。
    拒否しなければ、日本に帰らなければ。
    そう思うのに、激しい口づけに反して優しく触れてくる指先に切なさが溢れる。
    出会ったばかりだというのに。
    強引に攫われたというのに。
    時折唇が離れ、金色の瞳がユウトの様子を確かめるように見つめてくるたびに心臓が大きく跳ね、心が揺れた。
    「ズハイル様……」
    「ズハイルでよい」
    「……」
    躊躇うように"ズハイル"と呼べば、傲岸な王子は柔らかく表情を緩め、"ユウト"と愛おしげに呟いた。
    端正な顔が近づいてきてユウトは自然に目を閉じ、唇を受け入れた。
    その情熱も生まれたばかりの愛も、また―――共に。




    おわり☆


    まぁあれですね。
    書いてる時も書き終わって読み返したときも思ったけど、萌えもなけりゃドラマチックさも皆無だな、とw
    だってなにも思い浮かばなかったんだもん!w
    みんな日本語通じんのかよ!とか、いきなり誘拐されて好きになるわけねーじゃん!とかwww
    まぁ、とりあえず書いてはみたものの、うわべだけーというか、まぁ・・・あれあれな仕上がりになったのは実力だ!(開き直り

    優秀作は萌えきゅん♪でしたv
    今月は執事だって!
    規定文読んで、なんかギャグしか思いつかなかったw
    ていうかさ執事ってやっぱあれだよね、鬼畜ドSだよね。
    それしかイメージできないんだけど。
    ご主人様を調教でいいんだよね←


    ssparty第7回


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