『聖なる夜に。』12月1日。

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    むかーし、アドベントカレンダー的なかんじでクリスマスまで毎日小説を書こうとして頓挫したことがあるのですが、無謀に再チャレンジwwwwww

    なんにも考えてませんw

    ノンケイケメンと平凡くんです(受け攻めも考えてないw
    はたしてどうなるのか☆


    BLINDは明日には更新を!
    でもって諸レスも明日いたしますねv
    拍手ぽちやレビューやこめんといつもありがとうございます!

    さ。お弁当の準備。。。して寝よう

     





    聖なる夜に。




    宮嶋洸―――みやじまほのか。
    まるで女の子みたいな名前だ。
    だけどほのかはれっきとした男だった。
    それも名前に反比例するような男らしい男。
    正確に言えば男らしいというより、もてる男かな。

    「ほのー、なんか食べに行こうよー」
    「パフェ奢ってあげるー」

    可愛いと評判の女生徒ふたりがほのかを誘っている。
    放課後の教室でほのかのまわりには男友達が数人いて、そして女子が遠巻きに視線を送ったりしていた。

    明るいハニーブラウンの髪に、色素の薄い茶色の瞳。
    183センチある長身に着崩した制服。

    「パフェ? まじで? 俺、あまいものすげー好きー」

    へらり、と笑う顔は誰が見てもかっこいい。
    性格は多少軽め、甘いもの好き、でも女遊びしているとか浮ついた噂はない。
    けど、彼女はいる。
    12月1日の今日現在今年12人目の彼女がいる。

    「じゃー行こう〜」

    ほのかが言ってぞろぞろと教室を出ていく集団。
    俺はそれを窓際の一番後ろの席でただ眺めていた。


    井沢洸―――いざわあきら
    それが俺の名前。
    ほのかと同じ漢字で呼び方が違う。
    でも一般的には俺の呼び方がわかりやすいだろう。


    『あーぼくとおんなじなまえだー』

    そう言われたのも、そう自分が思ったのも覚えてる。
    まだ幼稚園のとき、それは記憶にある。

    幼稚園から高校まで一緒の俺とほのか。
    それは幼馴染っていうものなんだろう。

    だけど仲が良かった、遊んでいたのは小学校2年くらいまでの話だった。
    別に喧嘩をしたとかじゃなく、たんに3年生でクラスがかわって、お互い別々の友人ができて、喋らなくなって、というそれだけのこと。
    ずっと同じ学校にいたからといってずっと仲がいいというわけもない。

    かといって現時点で仲が悪いというわけじゃないけど。
    挨拶はかわすし、なにかあったらちょっと喋る。
    それはいわゆるクラスメイトで、友達という関係ではないけども。

    窓の下、校門へと向かうほのかたちの集団がしばらくして見えてきた。
    楽しそうにわらってるほのか。
    その笑顔に、ついつられそうになって頬をぺちりと叩く。

    「あきー、かえろー」

    隣のクラスの親友松崎章太郎があけっぱなしのドアのところで呼んできた。
    ほのかから視線をそらし、頷いて鞄をとって章太郎のところへと向かった。


    俺とほのかの距離は近いようで遠い。



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