メリークリスマース☆

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    メリークリスマス!
    ついにクリスマス!
    クリスマス本番はともちーでござい♪

    ともちーにもいろいろリクあったんですがまぁ総合してな感じでw




    「もうこんな時間か」
    駅を出て時計を見ればもう23時を過ぎている。
    夜の冷え込みはひどくて首を竦めて帰路を急ぐ。
    今日はクリスマスだけど月曜で、昨日はイブで祝日だった。
    千裕とは連休一緒に過ごして昨日のイブも一緒にディナーを食べてプレゼントを渡してケーキを食べて、恋人らしいクリスマスを過ごした。
    日本人はイブに重点を置いているからもう25日の夜ともなれば祭りの後って感じで寂しい気もしないではない。
    明日になれば新年へのカウントダウンが始まるし。
    「でもケーキ食べたくなるんだよなー」
    まだ子供のころはたいていイブは松原家のクリスマスパーティに呼ばれ、クリスマス当日は家族で祝っていた。
    別にクリスチャンでもないのに意外にもイベント好きな祖母がターキーを焼いて、クリスマスケーキのデコレーションは俺と双子でしたりしていた。
    そのせいか大人になったいまでもクリスマスイブもとうじつもどちらもちゃんと祝わなきゃもの足りない。
    「……ってガキかよ」
    自嘲しながら昨日千裕と食べたケーキまだ残ってたよなーなんて冷蔵庫の中を思い出してみる。
    「しっかし寒ぃな」
    駅から徒歩数分。
    マンションに辿りついてエントランスに入ると外気から遮断されてようやくほっと息をついた。
    とりあえず温まりたいから風呂入ってケーキ食べるかなー。
    手袋を外しながらエレベーターを降り、鍵を取り出す。
    そして玄関を開けて―――室内に明かりがともっているのに気づいた。
    暖かい空気が充満している。
    視線を落とせば俺のじゃない靴がひとつ。
    「あ、智紀さん。お帰り。ちょうどよかった今風呂いれたところだったんだ」
    リビングじゃなくバスルームから顔をのぞかせたのは千裕だった。
    ふ、と勝手に口元が緩む。
    「あれ? ちーくん帰ったんじゃなかったの?」
    「え? ああ」
    きょときょとと視線を動かして千裕はため息をつくと、ほんの少し気恥ずかしそうにしながらも俺の前に立ち小さいく笑った。
    「プレゼント、俺まだ渡してなかったから。ほら昨日智紀さんからは貰ったけどそのまま―――……そのベッドに行ったろ? んで朝渡そうと思ってたのに起きたらもう仕事行ってるし」
    最後は拗ねたように俺を見てくる。
    「ごめんごめん。よく寝てたからさ」
    俺の方が少し早めに家を出た。
    千裕も仕事だから起こしてもよかったんだけど昨日の夜はちょーっとだけ無理させたから寝かしておいたんだよな。
    「いいけど。だから渡そうと思って待ってたんですって話です」
    「そうなんだ。それはありがとう」
    思いもかけない棚ぼただなって千裕の頬に掠めるようにキスをして靴を脱いであがった。
    千裕はほんの少し触れた頬に指をあて、ぽりぽりと掻くようなしぐさをしながら俺に背を向けリビングに向かいだす。
    そのときぼそり、となにか呟いた。
    わりと社交性も頭の回転もいいくせに、恋愛面には疎いっていうか照れやっていうか。
    緩みっぱなしの顔を千裕が見れば『なにニヤニヤしてるんですか』とか言われるんだろうなーって想像しつつ俺も千裕のとなりに並び、その肩に手を回した。
    「ちーひろ。いま、なんて言ったの?」
    「別になにも言ってませんけど」
    「嘘つきはダメだぞー。ほら言ってよ。俺聞きたいんだけど」
    ね、と耳元で囁けば、しぶしぶといった感じで千裕はほんの少し耳元を赤くして呟いた。
    「……クリスマスって本当は今日が本番だし……今日も一緒にいたかったって――……もういいです」
    よっぽど俺がニヤニヤしすぎてたんだろう。
    千裕は言葉を止めてそっぽを向くと俺の腕を振りほどこうとした。
    俺は笑いだしてしまいながら千裕を腕に閉じ込めて唇を塞いだ。
    「―――ちーくん」
    「……」
    「俺も千裕と今日も一緒に過ごしたかったよ。だから千裕がいてくれて嬉しい」
    「……そうですか」
    「そうでーす。ね、ちーくん。一緒にお風呂はいろ。俺すっげー身体冷えてるから! 一緒入って温めてよ」
    「……ひとりでもお風呂入れば温まりますって」
    「俺はちーくんがいいの! で、あがったらケーキ食べよー。ね?」
    「……はいはい」
    しかたなさそうにため息を付きながらも千裕はふっと微笑む。
    俺もやっぱりだらしなく口元を緩めたまま―――千裕からくれたキスにその身体をそっと抱き締めた。

     


    【おわり】


    これ、はじめてです。この話ね。
    なにがってともちーで初めての智紀視点なのですねー
    書くことはないかなーと思っていた智紀視点です☆
    わりとあまあまカップルのようで書いてみてほっとしましたw


    コメント
    Dearest mikumono sama

    お疲れさまでした~~♪ヽ(´▽`)/
    あっという間にクリマスに、、。

    毎日楽しみにしてました!終わっちゃうのが淋しいですが、本当~~にお疲れさまでした!

    大袈裟じゃなく、クリマスss を楽しみにしてて、幸せでした~(*^^*)ゞ
    ありがとうございます。


    • masako:)
    • 2012/12/26 12:28 AM
    やっぱそうですよね!
    ともちー初☆智喜紀くん目線!
    あまあまよかったです(・´3`・)

    そしてお疲れ様です(^O^)/
    連日SSめっちゃ楽しみで、なんかコメもうざいくらいしてましたがw
    楽しませてもらいました♪
    もうこれが私のクリスマスプレゼントですwww
    ご馳走様ですヾ(´∀`*)ノ
    • はな
    • 2012/12/26 12:46 AM
    智紀目線キタ(・∀・)+.゚。
    常にニヤニヤしてるんだなあw
    • 碓氷悠
    • 2012/12/26 2:20 PM
    >masako:)さん
    本当にあっという間でした!
    お付き合いくださってありがとうございました^^
    こうしてコメントいただけたお陰でクリスマスまで書き続けることができました♪
    感謝感謝です!
    こちらこそ本当に幸せです^^
    • 雲乃みい
    • 2012/12/31 2:26 AM
    >はなさん
    そうなのです!
    書く予定なかった初智紀視点!
    甘かったですね〜www

    乙アリです!
    コメントいただけてほんとやる気UPでしたー^^
    ありがとうございますです!
    クリスマスプレゼントだなんて〜//えへへ〜どうぞどうぞ!
    お粗末さまでした♪
    • 雲乃みい
    • 2012/12/31 2:27 AM
    >悠さん
    智紀目線初体験☆(w
    うふふ、常ににやにやにやにや〜にやにや〜にやにや〜wしてるよおw
    • 雲乃みい
    • 2012/12/31 2:28 AM
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