DARK SEDIMENT〜佑希:幼少期

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    ふー。
    なんか急に兄弟BLが書きたくなって。。。
    でももばすぺさんにUPしてるのはちょっとすこし改稿したい部分があったので。。。こちらで少しだけUP
    43ページの続きになりますー
    作品へのリンクは続きを読むのあとに貼ってますー
    たぶんもうこれ一年ぶりくらいだよね。。。
    あー書きたいよー
    佑希と御堂さんの初えっちを早く書きたくて書きたくて。。。
    でもお兄ちゃんサイドをちょっと改稿したいので、、、うーん
    ま、よかったら↓どうぞ☆
    もう1年ぶりすぎてなんのこっちゃの話だろうけど^^;



    DARK SEDIMENT


    *最終更新P43の続きになります。



    「え?」
    初めて深山と会ってからもうすぐ一年がたとうとしたいた夏のある日。
    夏休みに入ったばかりのその日は深山と会った日だった。
    深山と会うのは相変わらず慣れることもなく恐怖と不安でいっぱいだったが、それでも両親の為なんだと思うことでなんとか乗り切っていた。
    深山の別荘での過ごし方は最初と変わらないものだった。
    別荘へ行き、風呂に入り、食事をし与えられたオモチャで遊ぶ。
    深山の用意した服を着せられて。
    まるでままごとのような、人形にでもなったかのような時間。
    風呂で身体を洗われるとき、服を着せられるとき、ほかにも多少深山が触れることはあったけれど性的な触れ合いは一切なく、そのことだけは当時の俺にとっては救いだったことはよくわかる。
    その日もいつものように深山と過ごし帰宅したあと、父親に呼ばれた。

    「―――深山さんはこれからお仕事が忙しくなるそうだ。だからもうお前を遊びにつれていってやる時間が取れないらしい」

    告げられた言葉の意味を理解するのに時間がかかった。
    え、と思わず呆けたように呟く俺に父親は、

    「そうだ、佑希。小遣いをやろう」

    と上機嫌に財布から数枚の諭吉を取り出して俺に渡した。
    小学生の俺に数万の金。
    もともと小遣いは多かったがそれでもこんなことはいままでにないことだった。
    戸惑う俺に父親は部屋へ戻りなさいと言い、わけがわからないままそれに従った。
    その日会った深山はいつも通りだった。
    だがそういえば確かに―――"また"と次を差す言葉がなかったことを思い出す。
    もう、あの男が俺に会いにこない?
    そう思うと力が抜けベッドに崩れるように座り込んだ。
    ほっと深い息を吐き―――でも、と不安が沸きあがる。
    なぜ急に?
    なにか深山の機嫌を損ねるようなことをしてしまったんだろうか。
    そうだとしたら―――……と血の気が引いていく。
    身体が震えもし両親がこのことで不快な思いをしたらと考えたところで上機嫌だった父親の様子に気づいた。
    父親は上機嫌だった、のだ。
    それは深山が俺に会わないようになることは決して俺がなにかしたからではないということなのだろう。
    本当に深山の仕事が忙しくなったのかもしれない。
    もう俺なんかで遊ぶ時間などなくなったのかもしれない。
    きっと、そうなのだ。
    思考がようやくそこで着地して今度こそ俺は心底安堵して泣きそうになった。
    ずっとずっと苦しく辛かったこの一年近く。
    永遠深山から解放されることなどないんじゃないかって恐怖した毎日がようやく終わったのだ。
    俺はこのことを兄貴に言いたくなった。
    もちろん真実を話せやしないけど、それでも父親の役にきっと立てたのだ、と伝えたかった。
    だけど―――そのとき兄貴は家にはいなかった。
    俺が小5になったとき、兄貴は海外留学してしまったのだ。
    もしいたとして俺が両親の役に立ったと思うなんて言ったところで兄貴はなんの反応も示さなかっただろう。
    それでも伝えたかった。
    なんていうクソ甘い感情を持ったガキの俺は安堵しつつも兄貴のいない寂しさに、兄貴の部屋に忍びこんだ。
    もう何か月も主不在の部屋に兄貴の匂いなんてものはまったく残っていない。
    俺はそれでも兄貴のベッドに横になった。
    きれいにベッドメイキングされたベッドの中に潜り込んで。
    そして、泣いたのだ。
    ようやく―――もとの生活に、ただの子供時代に戻れるのだと。
    心から安心して泣いた。
    そうして幸せな日々は戻ってきた。

    ―――ほんの一年ほど。

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    コメント
    実はDARK SEDIMENT すっっっっごく楽しみにしてました!!wもぅ更新しないのかなーと半分諦めモードでしたが更新してくれて嬉しいです(*^^*)これからも応援してますね★
    • ユキ
    • 2013/06/02 12:42 AM
    おおお!楽しみにしていただけてたなんて嬉しいです^^
    更新本当にもうどうなのってくらいに停滞しててすみません;;
    でもこのお話は書きたい欲だけはMAXなので亀ペースかもしれませんが絶対完結させます♪
    今後はできるだけ定期更新できるよう。。。がんばります^^
    応援ありがとうございます!
    これからもよろしくお願いします^^
    • 雲乃みい
    • 2013/06/04 11:34 PM
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